深植えは禁物~天職とその先~
さて前回はなんだか愚痴っぽくなってしまって申し訳ありませんでした。反省しつつの猫ババア、アラジンの実写版を見て泣きすぎて目が節穴の23時過ぎです。皆さまいかがおすごしですか?
まあ、結局のところ、わたくし猫ババアは三浦園芸をやり通すことが天職のようであります。以前、あまりにも思いつめまして、占いの館など訪ねた事がありました。その方はわたしの手相を見るなり「これ男の手相。転職なんか考えんな。馬鹿野郎。今の仕事で十分やっていけんだよ。あなた今の仕事天職だから」という具合にやんわりと伝えて頂きました。
様々なことを考えすぎて、私は首の根元まで埋まっておりました。植木もそうです。いつぞや書きましたが、深植えは禁物なのです。根張りが見えるくらいがちょうど良いのです。できる事が年齢により範囲が狭くなり、私は視界が狭くなり、餓鬼のように身近にものを集め、いつのまにか深植え状態になっておりました。窒息死です。
今になり冷静になると、私は植物と骨董品と関わりあう事以外、生きていくすべがないのです。それだけでしか生きられない事。絶望、或いは希望なのか。生き切った時、その答えがわかるのでしょうね。
大切なご贔屓様に喜んでいただけるよう、今後とも造園技能士として精進して参ります。
私は生まれ変わりたくなどないのです。この短い一生を生き切りたい。その後は宇宙の藻屑となって消えたいです。両手を高々と広げた背後に見事な雲が現れるのです。
様々な痛みをわかりたい。みんなに優しくしたい。苦しみも憎しみも悲しみも憂いも全て大切にしたいのです。全ての人に理解されなくてもいいのは当たり前のことです。共感してくれる方が1人でもいてくだされば私は頑張れます。
浴びるように酒を呑み、浴びるようにタバコを吸いながらカエルの鳴き声をきいております。
「ここには万事休すなんて言葉はねぇんだよ」
本日の脳内BGM
平沢進
夢の島思念公園
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