キョウチクトウの心臓毒を舐めてみた
この植物には毒があるから。そう聞くと、体の奥底から興奮とモヤモヤが沸き立ち、その毒を食らってみたくなる猫ババアです。まあ、もちろん死なない程度に。
皆様いかがお過ごしですか?ババアは最近、鍋蓋を足の指に落として骨折しました。生まれてこのかた骨折とは縁がなかったババアですが、足の親指が2倍に膨らみ、爪は壊死し、触れると痺れる痛みとうまくつきあっております。
さてババアの大好きな毒を含む植物。沢山ありますが、それは有名なキョウチクトウをご紹介。キョウチクトウは心臓毒を持っております。葉、枝、花、茎、それらを折った時に出る乳白色の樹液にも含まれております。キョウチクトウの枝で作った串焼き肉を食べて、兵士が沢山死んだなんて、アレキサンダー大王もびっくりですね。
キョウチクトウが有する毒の窒死量は体重1キロあたり0.30ミリグラムと、青酸カリよりも猛毒です。キョウチクトウを燃やした時に出る煙にも毒は含まれておりますよ。野焼きはやめましょうな。
いつぞや、キョウチクトウのある庭の手入れをさせてもらった時、キョウチクトウの樹液が気になって仕方なくて少しだけ舐めてみました。舐めて数秒後、心臓がバキンというのが聞こえました。それから心臓に針を刺すような痛み。これ死ぬ。兵士死ぬ。そう思いながら笑いがこみ上げたものです。
植物と関わる仕事をしていると、時に植物の本当の姿が見たくなってしまいます。この美しい花を咲かせる植物は、実は人をも殺す毒を持っていると考えると、そそられますなぁ。まあ、所詮ババアの戯言です。そしてババアは植松黎氏の信者です。
本日の脳内BGM
平沢進
parade
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